医療面は、グループ法人の医療法人同仁会(乙金病院、井尻メンタルクリニック)と連携を図り、内科医・精神科医による訪問診療を月3~4日程度実施します。内科医は全身状態の管理をはじめ、多岐に渡り健康管理を行います。認知症疾患に深く精通する精神科医による診療では、認知症の進行を防ぐための複数のプログラムを準備し、お一人お一人に合った治療内容を提供します。
乙金病院とは協定を交わしており、体調不良等の必要時には入院病床を確保することで入院治療へスムーズにつなげることができます。治療終了後、グループホーム生活へ復帰されるにあたり、リハビリが必要な際は、在宅復帰に特化した「介護老人保健施設くすの郷」でしっかりとリハビリを行い、回復した後、オリーブへの再入居することができます。
また看護面に関しては、訪問看護ステーション百合の会と契約しており、ほぼ毎日看護師が訪問し、日々の健康状態の管理、緊急時対応といった医療とグループホームを結ぶ役割を果たします。 それに加え、身体機能の維持・向上のため生活場面におけるリハビリテーションを実施したり、週1回以上、回想法を実施することによって認知症状を緩和できるよう取り組んでいきます。